気になっていた。何もかも、僕は逃げることしか考えていなかった。
表現し始めて初めて気付いた。この胸のどうしようもない違和感はなんだ。
死んで償うような馬鹿なことはしないでください。
国よ、世界よ、もっと愛の手を差し伸べて。

ヒーローはいつだって弱い奴の味方だろう。
赤ちゃんに自分で働いて生活しろと言えるのか?
守りたいと思うのが普通のはずだろう。
どれだけの人を傷つけているんだろう。

苦しみを共有するってのがどんなことなのか
僕は知りたくない。知りたくないよ。
何かを信じるにしても、何かを疑うにしても、
守らなきゃならないものは存在するだろう。

何を憎めばいいのか分からない。
何を間違ったのかそれすらも分からない。
過去の失敗にいつまでもクヨクヨしてはいられない。
だけど知りたい。満たされたい。自分ばっかり大切にしてる気がする。
そろそろ目覚めなきゃいけないのかな。
僕はずっと長い夢を見ているようなんだ